【忙しい方必見!】太陽光発電の発電量?kw・kwhとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket

太陽光発電には、固定価格買取制度というものがあります。

 

これは、太陽光発電によって発電した電力を、国が決めた買取価格で、一定期間、電力会社等に買取ってもらうことができる制度です。

 

この買取価格が、10kwを境に変わります。

 

この「kw(キロワット)」とは何でしょうか。

 

この記事では、太陽光発電に関する単位などについて、調べたことをまとめました。

 

 

 

1.「10kw」の「kw(キロワット)」って?

 

 

 

太陽光発電の固定価格買取制度で、重要な境目となる「10kw」ですが、そもそも「kw」とは何でしょうか。

 

「k」というのは、km(キロメートル)とか、kl(キロリットル)などでおなじみですが、「1,000」を表す記号です。

 

ですから、1kwは、1,000wと同じ、ということです。

 

この「w(ワット)」とは、電力の単位です。

電力の単位、というのは、つまり、1秒の間に電力がどのくらいの仕事をしてくれるか、ということです。

 

目に見えるものに例えると、お風呂にお湯をためる時のことを想像してみて下さい。

webandi / Pixabay

 

電力(ワット)は、お風呂にためるお湯の、水道管から出る量のことです。

 

水道管から出るお湯が多い(ドバーッと出る)なら、電力は多いです。

 

逆に、水道管から出るお湯が少ない(チョロチョロっとしか出ない)なら、電力は少ない、とイメージできます。

 

 

2.「kw」に「h」が付いたら?

 

 

太陽光発電のことを調べていると、「kwh」という、「kw」に「h」が付いたものを見かけると思います。

 

この「kwh」は、「キロワットアワー」、または「キロワット時」と読みます。

 

「kw」は「電力」のことでした。
(水道管から出るお湯の量です。)

 

これに対して、「kwh」は、「発電量」のことです。

 

先ほどのお風呂にお湯をためる場合を想像して下さい。

 

水道管からドバーッとお湯が出て(電力)、お風呂にお湯がたまっていきます。

 

発電量とは、お風呂にたまったお湯の量そのもののことです。

 

例えば、違う水道管であれば、お湯がたまるスピードが違います。(「電力(w)」が違う)

 

ただ、同じ形のお風呂にお湯をためたら、お湯がたまるスピードは違うけれども、たまる量(「発電量(kwh)」は同じになります。

 

 

3.「容量」とは?「定格出力」とは?

 

 

「kw」や、「kwh」という単位は分かった。

 

でも、「容量」との関係はどうなのか?

「容量」と「kw」は同じ?それとも「kwh」が「容量」のこと?

 

色々な単位が出てきて紛らわしいですが、この「容量」も、太陽光発電に関しては重要な単位です。

 

「電力」が、1秒当たりの電力の大きさを表す単位でした。

 

これに対して、「容量」というのは、1設備当たりの電力の大きさを表す単位です。

 

1設備の具体例としては、ソーラーパネル1枚です。

 

ソーラーパネルを何十枚も組み合わせて、一つの太陽光発電「システム」を作ることが通常なのですが、この「システム」当たりの電力の大きさを「容量」と言います。

 

また、同時に、システムを構成するソーラーパネル1枚当たりの電力の大きさも「容量」と言います。

 

一般的に、住宅用の太陽光発電の場合、1枚当たり100〜300kwのソーラーパネルを数十枚組み合わせて、数kwの発電システムを作ります。

 

(ソーラーパネル1枚当たりの容量を表す際は、「定格出力」という単位が使われることが多いです。)

 

そして、この発電システムが最大限に出力できる容量の大きいのことを、「公称最大出力」と言います。

 

 

4.太陽光発電による収入を計算するには「発電量」が必要

 

 

今まで、太陽光発電に関わる単位を見てきました。

 

電力や発電量、ソーラーパネル当たりの定格出力などなど。

 

では、固定価格買取制度によって、一体どれくらいの収入が手に入るのか?

 

ちなみに、太陽光発電で発電した電力を、電力会社などに売却することで得られる収入を、「売電収入」と言います。

 

「売電収入」を求める計算式です。

 

「売電収入」 = 売電単価 × 発電量(kwh)

 

「売電単価」とは、電力会社に売る1kwh当たりの単価で、国が定めるものです。

 

「太陽光発電 売電単価」などと検索すれば、価格一覧表が出てきます。
(ちなみに、10kw、2,000kwを境として、単価は変わります。)

 

 

「発電量」の計算式は、

 

「発電量」 = 容量(kw) × 日射量 × (1 – 損失係数)

 

です。

 

「容量」とは、先ほど書いた通り、1システム当たりの電力の大きさです。

 

「日射量」とは、その名の通り、太陽によるエネルギーのことです。

 

日射量は、雨などが降る曇りの時は当然少ないです。(降水量により変わります。)

また、緯度によっても変わります。(日本で言うと、南側の地域の方が日射量が多いです。)

 

日射量は、「NEDO」という独立行政法人の公開データベースにより、年間日射量を調べることができます。

 

「損失係数」(システム出力係数)とは、公称最大出力と実際の出力の差のことです。

 

簡単なイメージで言うと、車の燃費です。

 

カタログではリッター30km、と書かれていても、実際走ってみるとリッター20kmくらいだったりしますよね。

燃費のイメージと似ています。

 

損失係数はパネルの設置条件などによって異なりますが、概ね20〜30%が目安のようです。

 

 

5.まとめ

 

 

太陽光発電に関する単位には、

 

「kw」(キロワット)
「kwh」(キロワットアワー)
「容量」
「公称最大出力」

 

などがあります。

 

「kw」は、電力の大きさを示す単位です。

 

「kwh」は、発電量を示す単位です。

 

「容量」は、1設備当たりの電力の大きさを示す単位です。

 

「公称最大出力」とは、各設備の容量(定格出力)のうち、最大出力を合計した、システムにおける最大容量のことです。

 

 

太陽光発電を電力会社に売ると、売電収入を得ることができます。

 

 

売電収入は、

 

売電収入 = 売電単価 × 発電量

 

で求められます。

 

売電単価は、10kw・2,000kwを境に変化します。(ネットで検索できます。)

 

発電量は、

 

発電量 = 容量(kw) × 日射量 × (1 – 損失係数)

 

で求められます。

 

日射量もネットで調べられます。

 

また、損失係数の目安は20〜30%と言われています。
(詳細は設備や設置条件によって異なります。)

Pocket

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*