【不動産英語】distributeとcontributeの違い?

不動産情報コラム
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不動産関連の英語を、英語で調べました。

 

単なる日本語訳で覚えるだけではなく、英語を英語で理解することにより、よりネイティブが使う感覚に近づけると信じています。
また、そうすることで、英語を英語として使いこなせるはずだ、とも思います。

 

この記事では、「distribute」と「contribute」との違いについて、英語で調べてみました。

 

 

■「distribute」の英語での定義を調べてみた

 

 

まずは、「distribute」の定義を英語で調べてみました。

 

to divide up a company’s profits for a particular period of time and give them to shareholders in the form of DIVIDENDs or new shares

(出典:ロングマン現代英英辞典)

 

「divide」は「separate」という意味です。

「divide up」として使われることで、いくつかの「parts」に「separate」し、さらにそれを皆で「share」する、という意味となります。

 

「a company’s profits」は文字通りなので省略しますが、「for a particular period of time」とは、一会計期間、という意味です。

 

 

「dibidend」も、「a part of a company’s profit」なので、「distribute」と何が違うのか、ということにもなりますが、こちらのサイトで両者の違いは説明されています。

 

出典: https://investorplace.com/2018/07/understanding-differences-dividends-distributions-invtlk/

 

詳しくは上記サイトをご覧頂きたいのですが、無理矢理一言で言えば、

 

 

「dividend」は「C-corporation」で使用される「share of a company’s profits」であり、

 

「distribute」は、「S-corporation」で使用される「payout of company equity」である

 

 

と言えます。

 

 

「payout」は要は支払われる「money」ということです。

 

つまり、「profit」か「equity」か、の違いということです。

 

 

とはいえ、「distribute」の定義の中の「dividend」はどう解釈すればよいか、ということですが、

 

「payout」、つまり「money」として理解しておけば、定義が読みやすかったです。

 

 

「distribute」とは、

 

「particular period of time」の「company’s profits」を、「shareholders」に対して、「DIVIDENDs」または「new shares」の形式で「divide up」したもの

 

と言えます。

 

「share」とは、「 ownership of a company」、つまり会社の所有権、日本語で言う株式です。

 

「shareholders」は、株式を「hold」する人、株式の所有者です。

 

 

 

■「contribute」の英語での定義を調べてみた

 

 

次に、「contribute」の定義を英語で調べてみました。

 

to give money, help, ideas etc to something that a lot of other people are involved in

(出典:ロングマン現代英英辞典)

 

「contribute」の定義には、

 

「 a company’s profits」を「share」する、とは書いてませんが、

 

共通するのは、

 

「to give money」ということでしょうか。

 

ただ、これだけでは違いが分からないので、英語サイトで調べてみました。

 

多くのサイトで説明されている点としては、次のような違いでした。

 

 

「distribute」は、「divede」・「share」・「give out」という意味

 

「contribute」は、「add」という意味

 

 

 

つまり、「distribute」があるものを分けて、誰かに与えるのに対して、

 

「contribute」は、既にあるものに対して、「add」する、ということです。

 

「a company’s profits」を「share」する「distribute」に対して、

 

「contribute」の定義では、「money」だけでなく、「help, ideas etc」も「give」すると定義されています。

 

お金以外のものを会社に「give」する、ということでイメージできるのは、

 

「現物出資」

 

です。

 

現物出資とは、

 

金銭以外の動産・不動産・特許権などによる出資。

 

のことです。(出典:大辞林 第三版)

 

お金や株式、不動産などを出資する、という行為が「contribute」と考えれば、「add」という意味も納得できます。

 

 

■まとめ

 

 

「dittribute」と「contribute」の共通点は、

 

「to give money」

 

です。

 

 

違いは、どのように「give」するか、の違いです。

 

ポイントは、「分ける」のか、「加える」のか、の違いです。

 

 

「dittribute」は、「divide」します。

 

「contribute」は「add」します。

 

 

 

さらに、「give」する「もの」と、「相手」が違います。

 

「dittribute」は「a company’s profits」を、「share holder」に対して、「divide」します。

 

一方、「contribute」は、「money」や「real estate」などを、「company」に対して、「add」します。

 

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