【不動産英語】「corporation」には「C」と「S」がある

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日本語で「会社」と言っても、英語では色々な表現があります。

 

「company」、「corporation」、「organization」、「firm」などなど。

 

その中でも、「C corporation」と「S corporation」というものがありますが、どういう違いがあるか、知っていますか。

 

この記事では、その違いについて、英語で調べてみました。

 

 

1.そもそも「corporation」とは何か?

 

 

そもそも、「corporation」とは、どのような意味なのでしょうか。

 

英語の定義を調べてみました。

 

a large company or group of companies acting together as a single organization

(出典:オンライン版現代英英辞典)

 

「corporation」とは、「large」な「company」ということです。

 

もし、「small」な「company」には、日本語でいう個人事業主や、「partnership 」という会社形式になります。

 

関連記事:「【不動産英語】「partnership」を英語で調べてみた」

 

このように、「company」の中には、「partnership 」や「corporation」が含まれます。

また、個人事業主や「partnership 」は、会社所有者「owner」と「director」が同じですが、「corporation」は「owner ≠ director」というイメージです。

「corporation」は「legaly established」、つまり法的に設立された会社です。

そのため、「corporation」は「registration」、つまり会社登記が必要となります。

(同じ「company」でも、「partnership」の場合は、登記は必要ありません。)

 

 

2.C corporationとは?

 

 

「C corporation」とは何でしょうか。

 

日本語サイトで検索してみると、

 

「通常の株式会社」

 

と説明しているところがほとんどです。

 

 

また、当然ながら、「C corporation」は、「buisiness entity」である「corporation」のうちの1種類です。

(もう一つの種類は、後述する「S corporation」です。)

 

「C corporation」の定義を、英語で調べてみました。

 

 

What is a C Corporation

A C corporation is a corporation in which the owners, or shareholders, are taxed separately from the entity. C corporations, the most prevalent of corporations, are also subject to corporate income taxation. The taxing of profits from the business is at both corporate and personal levels, creating a double taxation situation.
(出典:https://www.investopedia.com/terms/c/c-corporation.asp)

A C corporation, under United States federal income tax law, refers to any corporation that is taxed separately from its owners. A C corporation is distinguished from an S corporation, which generally is not taxed separately. Most major companies (and many smaller companies) are treated as C corporations for U.S. federal income tax purposes. C corporations and S corporations both enjoy limited liability, but only C corporations are subject to corporate income taxation.

 

(出典:https://en.m.wikipedia.org/wiki/C_corporation)

 

 

ポイントを抜き出します。

 

・「taxed separately」

これは、次の人たちが、それぞれ別々に課税される、ということです。

つまり、「owner」、「C corporation」、「share holder」たちが、それぞれ別々に税金を支払うようになります。

 

 

・「Most major companies (and many smaller companies) are treated as C corporations」

これは、日本語で「C corporation」を調べても出てくることですが、要はアメリカのほとんどの株式会社は「C corporation」、というこです。

 

 

・「only C corporations are subject to corporate income taxation」

「corporate income taxation」とは、日本でいう「法人税」のことです。

これは、「corporation」のうち、法人税が課税されるのは、「C corporation」だけで、「S corporation」は法人税は課税されない、ということです。

 

 

また、C corporationには、最初の定義にある「double taxation situation」という問題があります。

 

 

3.double taxation situation「二重課税」問題

 

 

C corporationに続き、S corporationの説明に入る前に、「double taxation」とは何か、英語で調べました。

 

結論から言うと、「double taxation」とは、日本語で言うところの二重課税です。

 

 

二重課税の定義です。

二重課税(にじゅうかぜい)とは、一般的に一つの課税原因(税金が課されることとされている取引や事実関係)に関して同種の租税が2回以上課される状態をいう。

(出典:ウィキペディア)

 

 

C corporationの問題点として、二重課税の問題がある、と書きました。

 

具体的にはどのようなことか。

 

思い出して下さい。

 

 

C corporationは、「owner」と「C corporation」がそれぞれ課税されること。

C corporationは、「corporate income taxation」が課税されること。

 

 

この二つを、会社の社長の立場で考えて下さい。

つまり、会社を自分、と置き換えてみた場合です。

 

会社の利益に「corporate income taxation」が課税されます。

 

そして、その課税後の利益が、「owner」に配当されたとします。

 

「C corporation」と「owner」は、それぞれ別々に課税されますので、この配当にも課税されることになります。

 

つまり、会社の社長、「owner」の立場からは、会社の利益と個人の配当所得の2回にわたって、課税されることになります。

 

これが二重課税の問題、と言われています。
(つまり、税金を取られすぎている、ということです。)

 

 

4.S corporationとは?

 

 

では、S corporationとは何でしょうか。

 

S corporationは先ほどの「二重課税」問題が発生しない、と言われています。

 

 

まずは、英語の定義を調べてみました。

 

Type of the US corporate structure in which the firm’s income is passed through its stockholders (shareholders) in proportion of their investment, and taxed at personal income tax rates.

(出典:http://www.businessdictionary.com/definition/S-corporation.html)

 

この定義の中で、日本でも有名な言葉があります。

 

「passed through」です。

日本では、「パス・スルー課税」という使われ方をします。

 

意味は、要は、会社の「income」が、会社レベルでは課税されずに、そのまま「share holder」まで、「pass through」される、ということです。

 

これで、「C corporation」の欠点だった「double taxzation」を回避することができます。

 

ただし、外国人や法人は、S corporationの株主にはなれないため、日本人がS corporationを設立することはないようです。

 

 

5.まとめ

 

 

アメリカの会社形態、すなわち「buisiness entity」のうちの1種類である「corporation」には、さらに2つのタイプがあります。

 

「C corporation」と「S corporation」です。

 

「C corporation」は、通常の株式会社、と呼ばれ、アメリカのほとんどの株式会社がこの形態です。

欠点としては、「double taxation」(二重課税)の問題があります。

 

この「二重課税」の問題が発生しないのが、「S corporation」です。

ただし、「S corporation」は、外国人または法人は株主になれません。

 

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次に読みたい記事:「【不動産英語】「entity」とは何なのか?」

 

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