【不動産英語】アクイジション「acquisition」とは?

不動産情報コラム
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不動産関連の英語を、英語で調べました。

単なる日本語訳で覚えるだけではなく、英語を英語で理解することにより、よりネイティブが使う感覚に近づけると信じています。
また、そうすることで、英語を英語として使いこなせるはずだ、とも思います。

この記事では、不動産用語である「acquisition」(アクイジション)について調べました。

 

■日本語での意味

 

「アクイジション」とは、不動産ファンドなどが、投資用不動産の仕入れ・取得を行うことを意味します。

不動産仲介の業界ではなく、不動産金融の業界で使われます。

 

不動産ファンドなどのAM会社内の業務で、取得担当の業務のことをアクイジションと言ったりもします。

 

 

■英英辞書の定義

 

英英辞書で調べた定義です。
参考HP:https://www.ldoceonline.com/

下記①~⑤のうち、不動産用語として最も意味が近いものはどれでしょうか。

 

 

①the process by which you gain knowledge or learn a skill

the act of getting land, power, money etc

③something that you have obtained by buying it or being given it

④when one company buys another one, or part of another one

⑤a company or part of a company that is bought by another company

 

 

この中では、②が最も意味が近いでしょう。

「the act of getting」が対象とするものの例示として、
「land」
「power」
「money」
などが挙げられていますが、「land」のほかに「building」も含まれます。

「land」と「building」は「real estate」・「immovable」です。(つまり、不動産です。)
不動産に対して、「動産」があります。
(動産は「personal property」です。「personal property」には、「cars」・「furniture」・「stocks」・「bonds」などがあります。)

 

①は「gain」、つまり「obtain」や「achieve」する対象が「knowledge」や「skill」です。
また、②のように「act」ではなく、「process」です。
「act」のように「do」・「behave」ではなく、「method」・「sereies of actions」のようなイメージです。
不動産AM会社などで用いられる「アクイジション」のイメージからすれば、「method」ではなく、「do」の方が適しているでしょう。

③は「something」なので「act」ではありません。

④と⑤は「company」という言葉が使われている通り、不動産売買というよりはM&A用語の意味です。

 

「Aquisition」 is the act of getting real estate that are land and building.

 

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