私のマンションでは、危うく相場の2倍近い金額で大規模修繕工事を行い、借金を抱えてしまうところでした。
結果、管理組合で一丸となり、自分たちで色々と見積りを集め、情報を集め、何とか相場水準で大規模修繕工事をすることができました。
もちろん、借金はしていません。
工事業者の人たちとも多くお話しし、交渉などしましたが、今ふり返ると、
こうすれば良かったなぁ、と思うことがあります。
これは基本的なことかもしれませんが、絶対にダメです。
私たちは、最終的にお願いする業者さんに、ちらっと相場より高い見積が多く来ている、という話をしてしまいました。
その結果、工事中に少し金額が増えてくる結果となってしまいました。
直接の原因は違うかもしれませんが、基本的に相見積の結果は極秘とした方が良いかと思います。
私は工事業界で働いたことがないので分からないのですが、どうやら工事業界では、納期にギリギリに見積書を提出、工事完了、というのは当たり前のようです。
数社、お会いなどした工事業者の方たちが皆さん、そのような対応でしたので。(違う工事業者の方も、もちろんいるかもしれません。)
ですから、基本的に、発注した側から督促をするのか良いかと思います。
(工事業者も督促を待っているような感じもしました。失礼には当たらないでしょう。)
これは相見積の結果などから感じたことですが、工事業者は依頼に対して、
ウチはスケジュールが目一杯なので出来ません、
とか、具体的に断ることはない印象です。
ではどうやって仕事を断るかというと、それは、
メチャクチャ高い見積を出す
ということです。
つまり、もし、相見積をしていなかったらどうなるか。
スケジュールが目一杯の工事業者に、メチャクチャ高い工事金額で発注してしまう可能性があります。
工事業者は仕事を断わらない、
相見積は絶対にするべき、
ということに注意するのが良いと思います。