【簡単に説明】マンションの大規模修繕で網戸はどうするの?

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大体10年〜15年周期で実施される大規模修繕工事。

 

工事期間中には、何と網戸を取り外す必要があるようです。

 

なぜ、どうやって、どこに?など、調べてみました。

 

 

1.なぜ網戸を取り外すのか

 

 

大規模修繕工事は、外壁タイルや屋上防水、バルコニー床や給排水設備など、自分の部屋(専有部分)以外の共用部分の工事です。

 

一方、網戸は専有部分なのかというと、実は共用部分だったりもするようで、ここは不明瞭なところらしいのですが、とにかく、大規模修繕工事のときは、網戸を取り外す必要があります。

 

 

理由はシンプルに、

 

工事の邪魔だから

 

です。

 

 

網戸の周りにあるシーリングと呼ばれる部分の工事や、外壁塗装工事を行う時、網戸が付けっ放しだと、十分な工事ができません。

 

(いずれの工事も防水に関わる重要な工事です。)

 

 

つまり、網戸を取り外さないと、工事の邪魔になるだけではなく、将来の水漏れの原因にもなりかねません。

 

ですので、

 

私は外さない

 

と意地をはらずに、素直に協力するようにしましょう。

 

 

2.自分で取り外すのが基本

 

 

大規模修繕工事のために網戸を取り外すのだから、当然、工事業者が取り外してくれるでしょう、と思っている方は間違いです。

 

基本的には自分自身で取り外します。

 

なぜなら、網戸の取り外しのためには、一度、部屋の中に入らないといけないからです。

 

とはいえ、お年寄りなどの場合、自分で取り外すのは怖い場合がありますよね。

 

そんな時は、工事業者にお願いすれば取り外してくれるのが普通だそうです。

 

あくまで、取り外しのために専有部分に立ち入る必要があるため、建前上は住民自ら外してもらう、と案内しているんです。

 

ということを、実際に工事業者さんから聞きました。

 

 

3.取り外すために必要な道具

 

 

取り外すために必要な道具は何でしょうか?

 

基本的には、ドライバー1本で大丈夫です。

 

 

「マンション 網戸 取り外し」

 

と検索すれば、You tubeなどで解説動画がありますので、一度見てみましょう。

 

 

網戸の上下のネジをドライバーで緩めれば、取り外しの準備は完了します。

 

後は、ゆっくり持ち上げながら外すだけです。

 

網戸1枚当たりの所要時間は、ほんの数分くらいで大丈夫だと思います。

 

とはいえ、上のネジを緩める時は、椅子に登る必要もありますので、お年寄りの方などは無理せずに工事業者にお願いするようにしましょう。

 

 

4.外した網戸は「専用袋」へ

 

 

外した網戸はどうするのか?

 

いくらなんでもそのままでは、部屋の中には置いておけません。

(部屋に汚れが着いてしまいます。)

 

 

通常、工事業者から各住民に対して、

 

網戸専用袋

 

が配布され、これにしまうようになります。

 

 

ネットで検索してみると、

 

1枚当たり大体200円くらいで、実際の画像が見れます。

 

横開きで入れやすいタイプなどもあるようです。

 

 

私も網戸専用の袋に入れて、室内保管していましたが、最初に想像していたよりは、気にならなかったです。

 

案ずるより産むが易し、かもしれません。

 

 

5.外した網戸の保管場所は?

 

 

外した網戸はどこで保管してするのか?

 

大規模修繕工事の全期間中ではないですが、やはり自分の部屋の中に、あれだけ大きい網戸があるのは、ちょっと………という方もいると思います。

 

 

しかし、基本的には自分の部屋で保管することになります。

 

(私の場合は、あまり気になりませんでした。専用の部分もありましたし。)

 

ただ、マンションによっては、共用の集会室などに保管している場合もあるようです。

(この場合、理事会の人たちが大変そうですね。誰の網戸だか分かるようにシールとか貼らないといけないでしょうしね。)

 

また、工事業者によっては、レンタル倉庫を借りて、そこに保管してくれるようなケースもあるようです。

(大規模マンションなどで、通常より長期間外さなければならない時など、ありがたいサービスです。)

 

私は自分の部屋で保管することがあまり気になりませんでしたが、気になる方は、早めに理事会や工事業者に問い合わせてみるのが良いかと思います。

 

 

6.まとめ

 

 

大規模修繕工事では網戸を取り外す

 

初めてこのことを知ったときは、

 

何て面倒くさいんだ

 

と思った記憶があります。

 

 

とはいえ、防水に重要な工事をするためだとか、専用袋が配られるとか、取り外しは簡単だ、とか色々調べていくうちに、その不安と感情は消えていました。

 

実際、工事期間中に自分の部屋に置いていましたが、そんなに気になりませんでした。

(ずっと置いておく訳ではありませんし。)

 

 

ただ、大規模マンションやタワーマンションなど、工事期間が1年以上になるケースだと、結構大きな問題だな、と思いました。

 

もし、タワーマンションや大規模マンションにお住まいの方であれば、早めに理事会や工事業者に問い合わせ、十分な対応を考えるのか良いと思います。

 

 

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