【忙しい方必見!】大規模修繕のクレームとは?

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大規模修繕工事をやる期に理事会役員になってしまった。

 

基本的にはコンサル会社や管理会社に段取りをお願いしているけど、理事会へのクレームがないか怖い。

 

そんな方のために、大規模修繕工事に関するクレームを調べてまとめました。

 

 

1.基本的には工事に関するクレーム

 

大規模修繕工事中は、約3〜6ヶ月間、「足場」や防護ネットが家の周りに張り巡らされます。

 

また、作業音や塗装工事などの臭いもあります。

 

ですから、大規模修繕工事のクレーム、と言えば、工事業者向けのクレームがほとんどなようか気がします。

 

工事業者に工事説明会でしっかり説明してもらえば、何のクレームも発生しないような気もします。

 

もし、理事会としての注意点を挙げるなら、事前に住民が気になりそうな所は理事会と工事業者で打ち合わせをしておくのが良いでしょう。

 

例えば、「網戸」です。

 

 

2.ポイント①:網戸の取り外しって自分でやる?聞いてないよ!

 

 

大規模修繕工事が始まると、しばらくして、網戸を自分で外すことになります。

 

窓枠のシーリング工事と、塗装工事や高圧洗浄などのためです。

 

ちなみに、網戸は外した後、工事業者から配られるビニール袋に入れて、なんと「自分の部屋」に置いておくのです!

 

例えば、これは大規模修繕では当たり前の話なのですが、初めての大規模修繕を経験する住民からしたら、

 

「聞いてないよ!」

 

になりますよね。

 

 

しかも、取り外しも、取り付けも住民がやる。

 

もし、これが工事説明会で説明漏れがあったら、理事会と工事業者との打ち合わせ不足、と言われてもしょうがないかもしれません。

 

じゃあ、理事会としてどうすれば良いのか。

 

 

以下、2つの対策があります。

 

 

①工事業者に取り外し、取り付けをお願いする。
(有償の場合もありますが、これは住民にやらせないように、理事会側で工事業者と打ち合わせしておくと、住民からの理事会に対する評価ポイントが高くなると思います。)

②せめて、保管場所は集会所などにする。
(集会所がない、小さいマンションはあきらめましょう。)

 

 

3.ポイント2:バルコニーの片付け

 

 

もう一つ注意点です。

 

実は、大規模修繕工事中は、バルコニーに物が置けません。

 

通常、片付け期間が2週間くらい取られますが、初めての住民からしたら、

 

「聞いてないよ!」

 

です。

 

 

しかも、ウッドデッキやタイル、物置、植物などなど、全て撤去です。

 

自分で、やらなければなりません。

 

通常、大規模修繕工事の工事説明会は、工事着工前に行われます。

 

が、工事業者の決定から工事開始まで短い期間の場合など、工事業者のアナウンスでは遅すぎることも考えられます。

 

スケジュールのバランスを考え、必要があれば理事会が率先して住民向けにアナウンスをしておくべきです。

 

 

例えば、

 

「工事期間中はバルコニーには物を置けなくなります。」

 

とか、

 

「◯月から工事開始予定ですが、始めの2週間で、バルコニーの物を全て片付けて頂くことになります。」

 

などの事前案内をしておけば、

 

「聞いてないよ!」

 

とはなりにくいでしょう。

 

 

4.ポイント3:空き巣などの防犯対策

 

 

先程も言いましたが、大規模修繕工事では工事期間中、足場が組まれます。

 

普段は登れないような階数でも、足場を使えば登れてしまいます。

 

そんなバカな、と思われかもしれませんが、実際、足場を登って空き巣に入るというケースがあったようです。

 

これがどんな時に問題になるか。

 

空き巣に入られたけど、工事業者から何の説明もされておらず、何の防犯対策もされていなかった場合です。

 

理事会の打ち合わせ不足もクレームになるかもしれません。

 

対策としては、事前に理事会と工事業者で防犯対策、工事説明会での説明の仕方など、確認しておくべきでしょう。

 

(室内からサッシをロックするような補助の鍵を、工事業者が無料で貸し出すケースもあるようです。事前に確認しておきましょう。)

 

 

5.近隣からのクレーム

 

 

クレームが来るのはマンション内からだけではありません。

 

隣の戸建に住んでる人、隣のマンション住民からも苦情が来るかもしれません。

 

これは、工事業者がマンション住民だけでなく、近隣への工事事前周知などをしっかりしなかった場合に問題になります。

 

こちらも、事前に工事業者に確認し、不足しているようであれば、キチンとした対応をお願いするようにしましょう。

 

 

6.まとめ:全てを工事業者任せにせず、ポイントの確認を!

 

 

以上のクレームを見てみますと、いずれも理事会・工事業者・住民のコミュニケーション不足から問題となるものであることが分かります。

 

クレームが工事に関することだからといって、工事業者だけが責められるわけではありません。

 

理事会として、事前に確認していなかった場合は、一体何をやっていたんだ、という人もいるでしょう。

 

そんなことを言われないよう、最低限、ポイントを抑えて、工事業者との事前のコミュニケーションを取るようにしましょう。

 

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