不動産関連の英語を、英語で調べました。
単なる日本語訳で覚えるだけではなく、英語を英語で理解することにより、よりネイティブが使う感覚に近づけるのではないでしょうか。
この記事では、不動産用語である「residence」について調べました。
■日本語での意味
「レジデンス」の定義です。
出典:https://kotobank.jp/word/レジデンシャル-661591
不動産ファンドなどでは、賃貸マンションのような共同住宅の投資物件のことをレジデンスや「レジ」という呼び方を使います。
「レジ」へ投資する、このオフィスビルには一部レジが含まれる、などといった使い方をされます。
「レジ」と言えば、不動産ファンドに携わる人達には、「賃貸用マンション」という意味で捉えられます。
■英英辞書の定義
上記のように賃貸用マンションのことを、英語で「residence」と言います。
以下、英英辞書で調べた定義です。
参考HP:https://www.ldoceonline.com/
①a house, especially a large or official one
② legal permission to live in a country for a certain period of time
③the state of living in a place
不動産ファンドで良く使われる「レジ」の定義に良く当てはまるものは①でしょう。
「house」、つまり「a building that someone lives in」です。
人が「lives」する「building」または「home」です。
日本語ではビル、というとオフィスビルがイメージされますが、「building」には「office」のほかに「house」も含まれます。
「house」の違う言い方としては、「apartment」があります。
英語の定義です。
・a set of roomson one floor of a large building, where someone lives
日本ではアパートよりマンション、の方がややグレードが高いイメージで使われますが、「apartment」の定義の中に、「used by an important person such as a president」という文章があり、つまり英語では高級なイメージでも使われるようです。
他に①の定義の中で言うと、
特に投資用の賃貸マンション、という意味では、「a large or official one」という定義がしっくり来ますね。
②は、「legal permission」とあるように、国などの公的機関から与えられる居住する権利のようなものがイメージできます。
日本から、どこかの国に居住する権利、移住する権利のことです。
定義にもあるように「for a certain period of time」とありますので、「temporary」、つまり一時的な権利のようです。
検索サイトから見つかったのは、
「Permit for Temporary Residence」
で居住権という言い方をしているサイトがありました。
また、このサイトでは、
一時的な居住権(temporary residency)に対して、永住権を「permanent residency」と言っています。