【忙しい人必見!】マンションの大規模修繕の保険には何がある?

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そろそろ大規模修繕の時期を迎える方。
今まさに大規模修繕の相見積を取ろうとしている方。
大規模修繕工事の工事業者は決まったけど、アフターフォローが気になっている方。

そんな方向けに、大規模修繕工事の保険について調べました。

 

この記事では、大規模修繕工事の保険の種類、内容や保険料などについて、私が大規模修繕工事をした時に調べたことをまとめています。

 

管理会社からの高すぎる大規模修繕の見積を受け、何とか自分たちだけで大規模修繕工事をしようと頑張っていた頃、いつも不安に思うことがありました。

自分たちで探してきて工事業者は、アフターフォローをきちんとしてくれるのだろうか?
工事の後に、すぐ雨漏りなんかが起きたとき、工事業者が倒産していたらどうしよう?
とかです。

管理会社は自分たちに頼まないのであれば、何も教えてくれません。

でも、調べてみれば意外や意外。
割とすんなりと、解決するものですね。

人生、行動あるのみです。

 

 

1.大規模修繕の保険はある?安心して使える?高いのでは?

 

生命保険とか、医療保険とかは有名ですよね。
保険料を払っている人が病気になったり、入院したら、保険会社から保険金がもらえる仕組みです。

マンションの大規模修繕でも同じような仕組みはないのでしょうか?

あります。
しかも、大きく2つ、あります。

 

1-1.瑕疵保険

 

まずは、工事完了後(竣工後、と言います。)に、防水工事をしたはずなのに雨漏りが起きたとか、大規模修繕工事をした場所に何か不具合が起きたりした場合、保険会社から保険金がおりるものがあります。
(「瑕疵保険」と言います。「瑕疵」〜かし〜とは、非常にシンプルに言えば、「欠陥工事」、のイメージです。)

 

1-2.工事完成保証

 

次に、工事中に、工事業者が倒産した場合に、別の工事業者を紹介してくれて、工事の完成まで面倒を見てくれる保険もあります。
(「工事完成保証」といいます。)

ちなみに、「瑕疵保険」も、工事業者が倒産していても、保険金が出ますので、瑕疵部分(つまり、欠陥工事部分、ということです。)の修理ができます。

 

 

2.保険料は誰が払う?いくら払う?

 

通常、生命保険や医療保険、ガン保険などは、病気になった時に保険金を受け取る人、もしくは家族が保険料を払います。

では、大規模修繕の保険料は、誰が支払うのでしょうか。

マンション管理組合ではありません。

保険料を負担するのは工事業者です。
それは、瑕疵保険でも、工事完成保証でも、どちらでもそうです。

でも、実際に瑕疵があった時などに保険金をもらえるのはマンション管理組合です。

保険会社のパンフレット上は、あくまで保険料を負担するのは工事業者、ということになっています。

(ただ、実際には、工事代金に含めて、工事業者からマンション管理組合へ請求されることが多いようです。)

 

 

3.どんな内容?何年間?

 

3-1.保険会社はどこ?

 

大規模修繕の瑕疵保険の場合、国土交通大臣から指定を受けた会社です。
住宅瑕疵担保責任保険法人といい、5社が指定されています。

国土交通省HP:住宅瑕疵担保責任法人

 

料金や保険内容については、大きな違いは各社ありません。
(もちろん、内容に全く差がない訳ではありません。)

工事完成保証は、国土交通大臣の指定という枠組みはありませんが、同じ業界の団体が運営しているケースが多いです。
1点、国土交通大臣指定である瑕疵保険と異なり、工事完成保証については、実施団体により内容に差があるようなので注意しましょう。

 

3-2.保証内容は?

 

瑕疵保険の場合、大規模修繕の工事内容が、ほぼそのまま保険対象となることをイメージすると分かりやすいでしょう。
また、追加料金がかかりますが、特約で保証範囲を広げることもできるようです。
(追加料金といっても、何百万円とかではなく、20〜30万円程度のようです。)

工事完成保証については、細かい内容が実施団体ごとに定められているのですが、大枠で言うと、工事業社が工事中に倒産しても、別業者で竣工まで面倒を見てくれる、という趣旨の保険になります。

 

3-3.保証期間は?

 

瑕疵保険の場合、5年が多いと考えておきましょう。
(ものによっては2年だったり、特約を付けることで10年だったりします。)

また、工事完成保証については、その保証内容の通り、工事期間中の工事業社の倒産に対する保証となります。

 

4.工事完成保証だけど………大規模修繕工事は1年もかからない?

 

大規模修繕工事の瑕疵保険については、保険料も少なく、工事業社が倒産しても保険金は問題なく下りるし、かつ、運営団体が国土交通大臣指定ということで安心して利用できることがお分かり頂けたでしょうか?

これに対して、工事完成保証はどうでしょうか?

私は、瑕疵保険と比較してしまうと、安心感と公平性、透明生の面で………………
という印象です。
(あくまでも私の印象です。)

しかも、大規模修繕のは、建物新築工事に比べると作業期間が短く、一般的には3〜5カ月程度が多いです。

そんな短い期間に倒産してしまうような会社でしたら、以来する前に財務内容などを確認すればある程度分かったのではないか、とも思ってしまいます。

工事完成保証については、好みが分かれるところなのかな、とも思います。
(繰り返しとなりますが、どちらの保険も工事業社負担という建てつけですが、工事業社の見積に含めて請求してきている可能性はあります。………工事代金に比べれば、少額かつ良心的や金額設定ではあります。

 

5.大規模修繕の瑕疵保険は安心して使えますが………

 

大規模修繕工事に関する保険には、

 

・瑕疵保険
・工事完成保証

 

の2種類が有名です。

瑕疵保険は、工事竣工後の瑕疵、要は欠陥工事に対して、修理代金のための保険金をもらえるものです。
(工事した業者が倒産しても、保険金をもらえます。)

工事完成保証とは、大規模修繕工事中に、工事業者が倒産してしまった場合でも、別の工事業者が工事完了まで面倒を見てくれる保険です。

瑕疵保険は、国土交通大臣指定の保険会社が取り扱っており、保険料も工事業者が負担することになっているため、管理組合にとっては安心して使える内容になっています。

実際、大規模修繕を行った管理組合のほとんどが、この瑕疵保険を利用しているようです。

 

 

6.瑕疵保険はお得!入札を行う時は条件に入れましょう!

 

以上のように、大規模修繕工事に当たっては、瑕疵保険は非常に良く使われています。

取り扱いの保険会社も、国土交通大臣が指定する保険会社ですので、安心感があります。

管理会社やコンサル会社などが信用できず、自分たちで大規模修繕工事をする時、大規模修繕工事の専門業者以外に発注する場面もあるかと思います。

そんな時、瑕疵保険を使用すれば、例え、工事業者が倒産したとしても、大規模修繕工事を行った場所で、5年から10年の間は保険で保証されるのです。

ですから、もし、工事業者を相見積する時には、積極的に入札条件に、

「瑕疵保険に加入すること」

といった条件を付けましょう!

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