不動産業者はあなたの味方?それとも敵?

不動産売却

どこの不動産屋さんを信じればいいのか?そもそも、不動産屋さんの言うことって、信じていいのか?
インターネットの口コミとかを調べても、今イチ、ピンと来ないですよね。

この記事を見れば、不動産業者の行動原理が分かり、不動産業者との付き合い方が理解できます。

よく「不動産業者の査定価格より高く売れた!」とか、「複数の業者で全然違う価格を査定された。」とか、っていう話を聞いたことはありませんか?

どの不動産業者の言うことが正しいのか?そもそも、不動産業者の言うことを全て間に受けていいのか?
この記事では、それを説明します。

営業マンの査定価格は誰のため?営業マンとの関係は?

不動産屋さんに査定してもらった価格は、あなたの家の最高価格ではありません。
不動産業者が売りやすい価格、である場合がほとんどです。

なぜなら、不動産業者はボランティアではなく、ビジネスとして、あなたの家を売ろうとしているからです。

ビジネスとして、というは、つまり、仲介手数料による収入目的です。
仲介手数料は成功報酬なので、売れない限り、不動産業者は収入を得ることができないからです。

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でも、「まず高目の価格から売り出してみますか?」っていうことを言われた、なんて話を聞いたことがあるかもしれません。
これだけ聞くと、最高価格でマイホームが売れるように、精一杯頑張ってもらえそうな気がしますよね。
でも、これは営業トークの場合が多いです。なぜなら、高目の価格で、まずは媒介契約をゲットすれば、仲介手数料のメドがつくからです。
この後は、チラシとかインターネットときらの反響がない、という理由で、価格を下げる提案を受けることになります。

結局、自分自身でマイホームの売れる価格を把握しない限り、不動産業者が頑張ってくれている価格が、高いのか?安いのか?分からないですよね?

不動産の営業マンが出してくる価格は、不動産業者の利益につながる価格です。
その提案価格に対してどうするかは、あなたが調べたマイホーム価格次第なのです。
つまり、不動産業者はあなたの味方ではなく、パートナーと言えます。
不動産業者は、不動産の専門的分野では頼もしいパートナーとなりますが、いくらで売るか、ということに関しては、あなた自身が主導権を持ち、リードしていくべきなのです。

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